飲食社長のひとりごと

名古屋の飲食店経営者のブログです。

最近の若者は○○

先日、店の近くの路上で

4~5年前にウチのアルバイトを卒業した

K君とばったり会った。

 

K君は社会人らしくスーツを着こなして

上司の方だろうか?年配の男性と

談笑しながら歩いていた。

 

K君は私に気が付くとニコニコしながら

「こんにちわーおひさしぶりです」

と声を掛けてくれて、、、と

別になんてことのない

日常の一コマの様なんだけど

K君に限っては感慨深いものがあった。

 

何故ならK君は入店当時

極度の陰キャコミュ障高校生だったからだ。

まず人と目を合わせられない

声が小さくて何言ってるのか聞き取れない

コイツ大丈夫か?って感じだったのだ。

(まぁ採用したのは私なんだけど(笑))

 

採用した当時は確か高校1年生だったはず

研修期間を経て2~3ヶ月様子をみても

ちょとこれは無理かなと判断して

私とマンツーマンで面談をする事になった。

 

ちょっと現状のまま

バイト継続してもらうのは難しいよ

元気な声出し、挨拶、テキパキ動く、

できる??

 

高校一年生が社長に呼び出されて

こんな事言われたら、まぁ半分退社勧告ですよ。

 

ところが「頑張りたいです!」

って返事が返ってきたから

結構びっくりしたのを覚えている。

 

それまでの陰キャっぷりからは

想像できないガッツを見せて来たぞと。

 

それからの彼は本当に変わった。

 

元気に声出し、挨拶もして

テキパキと仕事をこなした。

 

バイト内で友達もできたし恋もした。

 

しっかり青春を謳歌していった。

 

そして今社会人として

立派に仕事をしている。

 

感慨深いですわー。

 

 

 

でも今になって思うのは

K君に限らず高校生とか大学生の子は

未熟で当たり前。

 

だって未成年なんだもの。

 

それが在籍中の数年で立派に成長して

巣立っていく子たちを見るのはとても嬉しい。

 

私などのおっさんは

知力体力ともに年々能力の衰えを感じるが

若い子はノビシロしかない。

 

毎年2月~4月というのは

アルバイトさんの入れ替わりの時期。

 

今年も新しい子たちが入ってきているが

その成長を見るのが今から楽しみだ。