飲食社長のひとりごと

名古屋の飲食店経営者のブログです。

友達100人できるかな

友達100人できるかな?』

 

っていう歌詞の歌を

幼稚園か小学校の時に習いました。

いまでも習うのかな?

 

私はそんなに友達はいませんが

先日久しぶりに会う友人Yと

飲みに行く機会がありました。

 

その時の話題で

「この年になると

 新しい友達なんかできないよね」

と私が言うと

「え?全然できるよ」

なんてYが言うんです。

 

あー、Yみたいなヤツが

友達100人出来るタイプなんだな

って思いました。

 

でも、

別に友達って100人出来なくても

全然いいよねって思ってます。

 

陰キャの負け惜しみじゃなくてね。

 

友達がたくさん欲しいかどうかって

性格、というかその人次第かなと。

 

どちらが良いとか悪いとかの

話じゃないかなって思います。

 

私は今いる友人と

濃いお付き合いができれば

いいかなって感覚です。

 

 

 

それは仕事でも同じで

いまお付き合いしている業者様や

一緒に働いてくれる仲間も

ずっと大切にしたい気持ちです。

 

当然新しく入社してくれる人は

大歓迎ですがどんどん増やしてって

いうのは得意じゃありません。

 

ひとりひとりと向き合って

その輪がじわじわと年輪の様に

大きくなれば良いと思っています。

 

そんな弊社にも

今年も新卒の社員さんが入社しました。

 

ありがたいですね。

 

ご縁に感謝して

一緒に成長していきたいです!

最近の若者は○○

先日、店の近くの路上で

4~5年前にウチのアルバイトを卒業した

K君とばったり会った。

 

K君は社会人らしくスーツを着こなして

上司の方だろうか?年配の男性と

談笑しながら歩いていた。

 

K君は私に気が付くとニコニコしながら

「こんにちわーおひさしぶりです」

と声を掛けてくれて、、、と

別になんてことのない

日常の一コマの様なんだけど

K君に限っては感慨深いものがあった。

 

何故ならK君は入店当時

極度の陰キャコミュ障高校生だったからだ。

まず人と目を合わせられない

声が小さくて何言ってるのか聞き取れない

コイツ大丈夫か?って感じだったのだ。

(まぁ採用したのは私なんだけど(笑))

 

採用した当時は確か高校1年生だったはず

研修期間を経て2~3ヶ月様子をみても

ちょとこれは無理かなと判断して

私とマンツーマンで面談をする事になった。

 

ちょっと現状のまま

バイト継続してもらうのは難しいよ

元気な声出し、挨拶、テキパキ動く、

できる??

 

高校一年生が社長に呼び出されて

こんな事言われたら、まぁ半分退社勧告ですよ。

 

ところが「頑張りたいです!」

って返事が返ってきたから

結構びっくりしたのを覚えている。

 

それまでの陰キャっぷりからは

想像できないガッツを見せて来たぞと。

 

それからの彼は本当に変わった。

 

元気に声出し、挨拶もして

テキパキと仕事をこなした。

 

バイト内で友達もできたし恋もした。

 

しっかり青春を謳歌していった。

 

そして今社会人として

立派に仕事をしている。

 

感慨深いですわー。

 

 

 

でも今になって思うのは

K君に限らず高校生とか大学生の子は

未熟で当たり前。

 

だって未成年なんだもの。

 

それが在籍中の数年で立派に成長して

巣立っていく子たちを見るのはとても嬉しい。

 

私などのおっさんは

知力体力ともに年々能力の衰えを感じるが

若い子はノビシロしかない。

 

毎年2月~4月というのは

アルバイトさんの入れ替わりの時期。

 

今年も新しい子たちが入ってきているが

その成長を見るのが今から楽しみだ。

飲食人としての在り方とは

明けましておめでとうございます。

 

新年らしく、今年の抱負なんぞを
書かせて頂きたいと思います。

 

それは
『他人を笑顔に幸福に!』です。

 

 

これは飲食業、サービス業の
原点でもありますが
長らくこの業界にいると
この気持ちがぼやけてしまう時が
正直あったりましす。

 

例えば自分自身の提供している
料理やサービスの質を上げる事に
集中してしまっている時です。

もちろんそれは悪い事ではありませんが
そのさきにあるお客様ではなく
提供しているモノにフォーカスしてしまうと
自己満足になってしまうかもしれません。

我々飲食人は
どうしたらお客様が笑顔になるかを
全ての判断基準とするべきではないでしょうか。

 

 


そしてこれは対お客様だけでなく
スタッフ、業者様、地域の皆様においても
同様に考えています。

 

お店に関わる全ての人に
笑顔になって頂きたいです。

 

皆様のご協力あってのお店です。

 

お客様の笑顔は関係者各位の
笑顔の上に成り立っていますからね。

 


なんて書くとカッコよく聞こえますが
結局自分に返ってくることです。

 

与える者になりましょう。

情けは人の為ならずってヤツです。

 

私をはじめ、お店のスタッフ全員が
与える気持ちをもって他人を笑顔にできたなら。

 

とっても幸せな世界線
見えるだろうなって思っています。

 

それはそれは小さな世界ですが
正月から悲しいニュースも多い中
まずは自分の手の届く範囲から
多くの人が笑顔でいられる
一年でありますように!

人手不足が深刻化!飲食業界での採用難について

ニュースを見ていると

人手不足という言葉を

頻繁に聞くようになりました。

 

コロナ禍を経て我々飲食業界は

特に顕著に感じます。

 

私自身も

年々採用が難しくなっているのは

実感としてとてもあります。

 

 

という形で採用難が話題になりがちですが

既存スタッフの離職を減らすというのも

重要な課題です。

 

いくら採用できても離職者が多くては

まさに焼け石に水なわけで。

 

つまり既存のスタッフさんが

心穏やかに、そして前向きに働ける環境作りは

今の時代こそ最重要課題だと思います。

 

と、エラそうな事書いてますが

過去、退職していったスタッフ

特に正社員さんの顔を思い浮かべると

私自身、反省点しかありません(汗)

 

もちろん中には前向きな退職や

やむを得ない事例もありましたし

当時の私としては

全力を尽くした"つもり”でしたが

 

ああしておけば良かった

こうしておけば良かったと

いま振り返れば考えなおす事例は

多々あります。

 

とは言え過去を悔いても

未来は変えられません。

 

これから出会うスタッフには

より良い環境を提供できるよう

ベストを尽くしたいと思います。

 

 

大手飲食チェーンなどでは

DX化 省人化が進む世の中です。

 

これだけ人が少なければ

当然そうなりますよね。

 

ですが弊社の様な零細は

逆に属人性が高い方が良いと

思っています。

 

あの人に接客して欲しい

あの人の料理を食べたい。

 

そんなお店作りを

来年も目指していきます!

社員さんロングバケーションにつき、、、

20連勤。

 

いまどきこんな働きかたをさせたら
一発でブラック企業認定ですが
社長が連勤する分には
誰も文句は言いません(笑)

 

という訳で
私は只今怒涛の連勤中ですが
結局現場が好きなので
毎日楽しく働かせて貰っています。

 

社長の中には
現場の仕事は社員に任せて
経営の仕事に専念している方も
多くいらっしゃいます。

 

それは社長というポジションを
任されているのであれば
1つの理想の形だと思います。

 

社長にしかできない仕事に
専念する方がより高いパフォーマンスを
発揮できるからです。

 

そんな社長さんは凄いなと思いますし
私も一時期目指していましたが
今では現場に結構出るスタイルが
自分らしいなと思って落ち着いています。

 

現場に出ていた方が
お客様の顔もスタッフの顔も
見えるじゃないですか。

 

その方が問題にも気づきやすいし
第一楽しいんですよね。

 

とは言え20連勤になってしまうのは
ちょっと問題がありますね(笑)

 

さぁ明日で連勤も終わり。

 

最終日、はりきって焼鳥焼いてきます!

日本酒ゴーアラウンド2023名古屋

10月1日は

日本酒の日って知ってますか?

 

この日本酒の日を盛り上げたいがコンセプトの

「日本酒ゴーアラウンド2023名古屋」が

先日開催され弊社も2店舗が参加しました。

 

過去4度、弊社も参加して参りましたが

今回は過去イチの盛り上がりでした!

 

弊社の鴨料理風月は5時間で500人の来店!!

用意した日本酒が完売、早じまいとなり

お客様をお断りすることになり

大変申し訳ございませんでした。

 

私も現場に立っていましたが

オヤジの体は悲鳴を上げる盛況ぶり。

 

でもお客様が皆さん笑顔で

楽しまれている姿を見ると

シンプルに嬉しい気持ちになります。

 

飲食の喜びって結局「人」ですよね。

 

お客様の喜ぶ顔、スタッフ同士の絆

業者様との信頼、地域の皆様への感謝。

 

「人」と関わる中で生まれる喜びが

飲食人としての原動力になってます。

 

年末に向け忙しい時期になりますが、

パワーを沢山貰いました。

 

がんばるぞー。

貧乏な国『ニッポン』

失われた30年なんて言葉があります。

 

日本人の給与は30年間上がっていません。

 

つまり今50歳以下の人は成人してから

基本的には給料が上がってないんです。

 

だから『失われた、、』

なんて言われても

 

『え?別に普通に生活できてるし』

『それなりに楽しくやっているけど』

 

なんて人が多いんです(50歳以下限定)

 

 

 

けどその間に日本以外の国は

ドンドン給与が上がっています。

 

昔、韓国は日本の給与の半分でしたが

今は日本は韓国に給与では抜かれました。

 

平たく言えば日本は韓国より貧乏です。

 

 

そこへきてコロナです。

 

海外ではもはやコロナは過去の話ですが

日本はいまだに大騒ぎで第7波とか、、

 

円安は進み、エネルギー等の物価は

過去イチレベルで上昇しています。

 

 

 

はっきり言ってヤバい国ニッポンです汗

 

 

 

とは言え私たち庶民に出来ることなんて

せいぜい限られています。

 

私も小さな飲食企業の社長として

出来ることをやるしかありません。

 

 

なので決めました。

 

給料のベースアップをすることに。

 

 

だって物価が上がってるんですよ?

 

スタッフの生活を守るためには

給与上げるしかないでしょ。

 

 

とはいえ給与の原資は必要なので

お店の商品は値上げします。

 

堂々と値上げします、ハイ。

 

 

日本人はちょっと

値上げに神経質すぎると思います。

 

必要な値上げはするべきです。

 

 

よく企業努力で値上げをしないで

頑張ってます。

 

なんて言いますけど、

企業努力ってほとんど社員さんの

労働力の搾取ですよ(笑)

 

値上げしない分、

社員さんがサービス残業したり

休日返上で仕事してるんですよね。

 

 

それよりは

 

『スタッフの給与を上げる為に

 値上げをしました』

 

の方がかっこよくないですか?

 

 

 

日本はもっとそんな会社が増えるべきです。

 

 

ということで弊社は

値上げ&給与アップをさせて頂きます。

 

日本の飲食店が

もっとこのマインドになってほしいなー

 

そうすれば業界が

もっと良くなると思うんだけどな。